豊胸手術の入れる量による胸の大きさの違い

セルフケアだけでバストアップするには、時間がかかってしまいます。コンプレックスを解消したいという場合には、豊胸手術をすることで簡単にバストアップすることが可能です。バストアップができる豊胸手術には色々な種類があります。

薬剤などを入れる量によってバストの大きさなども変わってくるため、それを理解してから行うことが大切となります。


ヒアルロン酸注入の量とバストサイズ

簡単にバストアップしたいという人に人気なのが、プチ整形の一種である「ヒアルロン酸注入法」です。ヒアルロン酸注入法は、ヒアルロン酸を注射を使って注入してバストの形や大きさを整える方法になります。メスを使わないため体に傷跡が残らず、手軽にバストアップができる方法です。

ダウンタイムも短い期間で済むため、忙しい人にも向いています。また、他の豊胸手術に比べて値段も比較的安価となっています。一般的に費用としては10ccあたり5〜10万円程度で行われています。それに加えて技術料が必要です。

通常80〜150ccほどの量を注入することで1カップ程度サイズアップすることができます。ヒアルロン酸は量り売りですので、胸が小さい人が満足するまで大きくしようとするとその分注入量は増えていきます。

比較的安価な豊胸手術ではありますが、量が多くなれば多くなるほど治療費は高額になっていきます。また、ヒアルロン酸はクリニックが購入していて、極端に安いクリニックもあるため注意が必要です。極端に安いクリニックは質の悪いヒアルロン酸を使用している可能性も考えられます。

ヒアルロン酸は、体内にも存在している成分ですので1年程度で体に吸収されてしまうということも考慮して行うことが大切です。

豊胸に用いるバッグの種類と値段

アクアフィリング豊胸の注入量とバストサイズ

ヒアルロン酸注入と同様に、薬剤を注入するだけでバストアップできるとして注目されているのが「アクアフィリング」です。注入する薬剤の98%は水でできているため、ヒアルロン酸注入よりも自然に柔らかい感触に仕上がると人気となっています。

ヒアルロン酸と同じで、痩せていて脂肪注入ができない人でも受けることができます。そんなアクアフィリングは、ヒアルロン酸とは異なり2〜4カップのサイズアップを望むことができ、一回の注入で3〜5年も持続する効果が期待できるとされています。

注入量としては100〜300ccを選ぶことができ、1カップ100ccでサイズアップすることができます。ただし、保険適用外の治療方法ですのでクリニックによって価格は大きく異なってきます。比較的価格は高くなりますが、大きくした胸を元に戻したい、理想的な形にならなかったという時でも生理食塩水を注入することですぐに分解することができ、他の豊胸術に比べて簡単に胸の形を変えられるというメリットもあります。

ただし、アクアフィリングは基本的には安全で授乳することも可能な施術ではありますが、歴史の浅い施術のため後に問題が出てくる可能性も考えられます。また、注入量に限界があるため、ものすごく大きな胸を手に入れたいという場合には不向きです。

脂肪注入の量とバストサイズ

脂肪注入は、文字通り自分のお尻や太ももなどの脂肪の多い部分から脂肪を抽出して、その脂肪を胸に注入することによってバストアップする豊胸術になります。自分の脂肪を使うためシリコンなどを入れるときに起こる可能性がある拒絶反応や感染症などのリスクが低く、比較的安全にバストアップできるとされています。

胸はほとんどが脂肪でできているため、自分の脂肪を使ってバストアップすることが最も自然な方法とも言われています。当然脂肪の少ない痩せている人には不向きな施術ですので、痩せている場合には他の豊胸方法を選ぶ必要があります。

そんな脂肪注入は一般的に150cc程度の量を注入することによって2カップほどサイズアップすることが可能です。

ただし、注入した脂肪全てが定着するほどではなく、一回の注入ではほとんどサイズアップ効果は期待できないとされています。注入した脂肪は30〜50%程度が定着すると考えられており、定着しなかった脂肪は壊死して感染症になるケースもあるため注意が必要です。

希望するサイズになるためには経過を見ながら、少しずつ脂肪を注入していきます。

豊胸バッグ挿入できる量とバストサイズ

しっかり確実にバストアップしたいという場合には、豊胸バッグを胸の中に入れてバストアップを図る「人工乳腺法」を選べます。人工的に作られたシリコンバッグなどを乳腺下などに挿入することによって確実に胸を大きくしたり、形を整えることのできる方法です。

サイズや形、触った感触など希望に合わせて施術することができます。豊胸バッグは様々な種類があるのが特徴で、シリコンジェルからコヒーシブシリコンバッグ、ハイドロジェルなど様々なものを選べます。これを希望するバストサイズや骨格の状態によって使い分けていきます。

そんな人工乳腺法は、一度に1〜5カップほどサイズアップが可能となっています。また、耐久性が高く長くバストアップすることもできます。豊胸バッグも他の施術と同様に、100ccの量で1カップのサイズアップとなっています。

300ccの量のバッグを入れるだけでも十分に大きくすることが可能ですが、もっと大きくしたいという場合には400〜500ccのものを海外から取り寄せることもできるとされています。また、125ccほどの量を入れることで人に気付かれずに大きくするということも可能となっています。

豊胸バッグの場合は、注入する量だけではなくバッグに使われる素材などでも価格が変わります。

セリューション豊胸の量とサイズアップ

脂肪注入の一種である、「セリューション豊胸」とは抽出した脂肪から脂肪細胞と脂肪幹細胞を含む脂肪組織を作った上で、胸に注入してバストアップする豊胸術になります。「脂肪幹細胞注入法」とも呼ばれる方法です。通常の脂肪だけではなく、脂肪から取り出した脂肪幹細胞を同時に注入するのか特徴です。

幹細胞とは血管や脂肪などに利用される細胞で、同時に注入することによって新しい血管を作り、その血管が注入した脂肪を栄養にすることで定着率を高めるという方法になります。従来の脂肪注入法は安全ですが定着率が悪いというデメリットがありますが、脂肪幹細胞を同時に注入することで30〜70%まで定着率を高めることができると考えられています。

ただしセリューション豊胸の場合、脂肪注入と同じ量程度の脂肪しか注入できないため大幅なバストアップは不可能です。価格も脂肪量によって変わってきますが、一般的には100〜180万円程度が目安となっています。

豊胸手術だけではなく脂肪吸引もする必要があるため他の方法よりも体への負担が多い、というのもデメリットと言えます。

関連情報…大阪豊胸
https://osaka-cs.com/